1. ラケットの握り方が作り出す角度の比較
イーグルグリップでは球がラケット面に直角に当たり強い球とドライブを生み出す。
ペンホルダーラケットはラケットのグリップを下から掴みブレード(ラケットのラバーを貼った面)の上の面を人差し指と親指で押さえて保持します。その結果、ラケットを持つと、肘から手首への線とラケットの面は裏面の側に30度ほど後退します(後退角と名付けます)(ペンホルダー保持の絵 図1B)。これに対してシェイクハンドラケットは肘からラケットの先まで直線です(シェイクの保持の絵 図1B)。ペンホルダーの後退角はラケットをフォアで打つ場合にもバックで打つ場合にも打法や打球に影響を与えます。フォアで打つ場合は球にラケットの軸方向の回転が自然にかかると同時に打球の速度はラケット面に直角に当たらない分遅くなります。取り分け顕著な影響は、バックを裏面で打つ場合です。球が体の正面からラケットを握った手の方に来れば来るほど、正面に返すことが出来なくなります(図1C)。これを解決するにはグリップを下から掴むのではなくグリップを短くしてグリップの軸ごと掴む持ち方が考えられます。こういう必要から生まれたのがイーグルグリップラケットです(図1D)。この様にグリップを掴むと肘からラケットへの線はシェイクの様に真っ直ぐで裏面を使ったバックは球がどこに来ても打ち返せる様になります(図1E)。同時にこのラケットはグリップに掛けている人差し指、中指、薬指を使ってグリップを軸にラケットを横回転させて強烈なドライブを生み出すことができます。裏面で打つバックやフォアに有効です。